知立市にあるナインカフェに行ってきました。SNSなどの写真にはとてもおしゃれな写真があるので、一度行ってみたかったのです。こういう所は若いカップルばかりなので、半分だけでも若くしようと思って息子と行きました。
店の壁などに、バンクシーっぽい壁画が描かれていて(自分としてはあまり好きではありませんが)いかにも今時という感じです。店は広々として中央が吹き抜けになっています。行ってみて、自分が写真をみていいなと感じたのは、この吹き抜けだったんだなと気づきました。
昔ログハウスが流行ったころ、ログハウスの吹き抜けの喫茶店(当時はカフェなんて言ってませんでした。)が近所にできてすごくお気に入りだったのですが、急にマンガ喫茶に方向転換してしまいがっかりしたことがあります。
自分が家を建てる時も海外の高級建築雑誌などを熟読して、吹き抜けの家を建てたいと熱望した時期がありました。けれども、我が家の子どもたちは4人。大きくなってきたら個室は無理としても、勉強部屋くらいは作ってやらなければという優先順位をかんがえると無理な話でした。
ときどきなぜ自分はこれが好きなのだろうと考えてみると、自分の考えの原点などが見つかったりして面白いものです。自分がすごくお金持ちで、吹き抜けのある高級住宅を楽々と建てていたら、気づかなかったかもしれません。
お店の話に戻すと、こういうおしゃれカフェはあまりおいしくなかったり、ものすごく狭苦しくて隣の席の人の話が丸聞こえだったりして、二度目はないかなというところが結構多いものです。その点、ナインカフェは二点ともいい感じです。
息子は生モツァレラのバジルトマトパスタで、私はワタリガニのトマトソースパスタです。生パスタなのでもちもちです。アイキャッチ画像のドリンクは、グレナデンシロップソーダのラムレーズンアイスフロートで、ノンアルコールですがいけます。
バブル世代のおばさんはミーハー魂が染みついていて、時間さえ許せば変わった店やおしゃれな店に飛びついてしまいます。この日は、自分だけでなく同じようなおばさんペアなどもおしゃれして来店していました。
若い人たちが「あの店は年寄りばっかりで汚い感じでいやだな。」と思わせるとお店の人にも気の毒なので、自分のダサい恰好を反省して、近くの店に行くときもそれなりの恰好をしていこうと思いました。最近そんな反省をしてばかりです。