愛知県豊田市はトヨタ自動車本社工場があることで有名ですが、この市はかなり広くて山間部には自然がいっぱいあります。
豊田市の北部に鞍ヶ池という馬の鞍の形に似た湖と言ってもいいような池があります。この池の周囲は公園になっていて、トヨタ自動車創業博物館や英国庭園、小さな動物園、遊園施設の屋内外に大きな遊び場もあります。
久しぶりに訪れると、湖畔にスターバックスコーヒーができていて、湖を眺めながらコーヒーを飲むことができ、市民の憩いの場所であり、格好のデートスポットにもなっていました。自然を感じながら一日過ごすには格好の場所です。
ここへのアクセスは一般道でも市の中心街から2,30分ですが、すぐ近くに有料の東海環状道路のサービスエリア(SA)とスマートインターチェンジもあるので、東名高速道路や伊勢湾岸道路などからも簡単に行くことができます。
そのSA脇にごく最近スノーピークというアウトドアグッズメーカーがプロデュースする複合施設ができました。
ここには、キャンプグッズを販売するショップやオリジナルの椅子、テーブル、鍋、食器などを使ってふるまうキャンプ料理を提供するレストランがあります。おまけに、公園とSAをつなぐ丘の上にはスノーピークのキャンプグッズを使って手ぶらで体験できるキャンプ場や、今注目の建築家隈健吾氏の設計の住箱(じゅうばこ)に泊まるディナー付きプランもあってワクワクするようなスペースです。
私たちは、サラダ、アヒージョ、ダッチオーブンで作った肉料理やデザートを食べましたが、どれも野趣あふれる盛り付けと調理に舌鼓を打ちました。
スノーピークと言えばキャンプ愛好家のあこがれの的で、他のメーカーよりはかなり値が張りますが、品質は極上で丈夫です。そのスノーピークがつくる料理なので、肉や野菜の素材からこだわっています。
また、丘の上から公園の森や豊田の町を見下ろすことができる絶景ポジションで、天気が良ければ美しい夕日を眺めながらディナーが食べられそうです。
わが家は、東海環状道路を使っていろいろな場所に行くことが多いので、これからは多少大回りでも、ランチやディナーにはここに寄って食べて行こうという新しい楽しみ方ができそうです。