「今必要ないけど安かったから買っておいた。」というお得な買い物が大好きな夫が、またGo To Travelを計画したので行ってきました。旅行といっても夫の出張のついでに宿泊という感じなので、前回に引き続き静岡県浜松市です。浜名湖畔にあるダイワホテル 「The Hamanako」です。13階建ての大きなホテルで、できたのはバブル期らしいのですが、数年前にリニューアルしたらしく、レストランやロビーはとてもきれいで、ハロウィンの飾り付けがところどころにありました。
和食レストラン遠州灘での夕食はマツタケの土瓶蒸しや牛ヒレの石盤焼きなど、かなり豪華で秋の味覚を堪能できました。朝食は四季というレストランで、最近珍しいビュッフェスタイルでした。（席はそれぞれ離してありますが、マスクと使い捨て手袋をはめて料理を取りに行くコロナ対応策でした。）通常は1泊2食付きで15000円の宿泊ですがGo To Travelの割引がきき、ホテル宿泊前後2日間限定のお買物券7000円分がいただけます。これだけでもかなりお得ですが、楽天ポイントなども併用したので、更にお得だったと夫はご満悦でした。
私たちの部屋からは、浜名湖が一望できるのはもちろんですが、ホテルのすぐ前に釣り堀があり、何人かの人たちが釣りを楽しんでいました。大浴場はとても広くて、雄踏温泉という温名で肌がつるつるになります。炭酸温泉や微細な気泡でお湯が白く見えるシルク温泉、静岡茶のお茶温泉などユニークなお風呂も楽しめました。ホテルの売店も広くてコロナ以前は外国人の団体客も多かったのではないかと思いますが、家族連れのお客さんばかりでした。お買物券があるので、奮発していつもの旅行の3倍くらいお土産を買ってしまいました。今お世話になっている職場の仲間に配ろうと思います。
暑さも和らぎ行楽シーズンになってきたので、旅気分を味わえるのはいいものです。このままコロナが収まっていってくれればいいのですが、きっと寒くなるとそうもいかないでしょう。Go To キャンペーンがなければ、大手を振ってレジャーを楽しむこともできません。今後第三波のコロナ流行が始まった場合、楽しそうにしている人たちを、戦時中に他と違う人を非国民扱いしたように、白い目で見る人が再び増えてくるかもしれません。真面目なのは大事なことだけど、そういった風潮は日本人にありがちで、ある意味怖いことだと思います。この先どんな生活スタイルになっていくのか、みんな手探りをしながら、安心して息抜きできる方法を見つけていくしかないかもしれません。
